腸内フローラが健康寿命に影響!?
腸内フローラーとは
みなさんは腸内フローラーという言葉を知っていますか?
フローラーとは「お花畑」という意味だそうです。
腸内では善玉菌、悪玉菌という菌がすんでいて、これらの組み合わせが「腸内フローラー」といいます。
腸内フローラーの内容(最近の種類とバランス)は人によって違います。
私たちの健康や美容、性格、脳などの個性にも影響を与えます。
腸内フローラーのバランスが崩れると
・うつ
腸内フローラーは心の状態とも深い関係にあります。
バランスが崩れることでアドレナリン、セロトニン、ドーパミンが過剰に分泌され、
精神疾患の原因になります。
・がん
腸内フローラーのバランスが悪いといつまでも大腸に食べカスがたまり続けます。
この食べカスには様々な有害物質が含まれていて、発がん物質です。
はっきりいうとう〇こなのですが、ずっと便秘ですと腸から吸収され、
がんの原因になります。
・メタボ
腸内細菌にはファーミキューテス類という「肥満型菌」とバクテロイデス類という「やせ型菌」があります。
腸内環境を整えることでこの「やせ型菌」を増やすことが可能です。
理想的な腸内フローラーのバランス
善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%といわれています。
ん?まてよ。日和見菌って聞いたことないぞと思われる方も多いと思います。
日和見菌とは
善玉菌や悪玉菌のように存在が明らかな菌は全体の3割で、残りの7割の未知数の菌のことを日和見菌といいます。
ただ、最近日和見菌には「酪酸」という物質を産生するものが多いことがわかりました。
酪酸はがん細胞を抑制し、腸内環境を良くしてくれる物質です。
代表的な菌たち
・善玉菌
調の働きを整え、消化吸収を促して排泄して免疫を上げるために有益な物質を産生するなど、健康をサポートしてくれる
・悪玉菌
有害物質を発生させて腸を攻撃するなどの悪さをします。
おならが臭いのは悪玉菌が優位(比率が多い)照明となる。
・日和見菌
残り7割の未知数の菌。
良い方向に働くとがんや病気を防ぐ物質を産生する。
理想の腸内フローラー
善玉菌を優位にする
腸内フローラーのバランスが整い、善玉菌が増えると病気しらずの生活送れて、健康寿命を延ばすことにつながります。
ただし、肉食過多、野菜不足、運動不足など怠惰な生活を送ってしまえば、たちまち腸内フローラーのバランスが崩れ、下痢や便秘を引き起こします。
これらは悪玉菌が増えているというカラダからのSOSです。
その時点で生活を改めなければなりません。
そのために善玉菌を優位にする必要があります。
(その具体的な方法は後日お伝えします)